しろすけ|資産形成の勉強部屋

資産形成に役立つ情報を自由気ままに載せてます!

新NISAの投資計画シミュレーション

はじめに

2024年に新NISAが開始することを受けて、投資計画をシミュレーションしてみます!

いくつかのパターンでシミュレーションをやってみてみるので、自身の資産状況に応じて参考にしてください

投資は周りの人たちとの競争ではないので、自分のペースで着実に資産形成していきましょう!

 

新NISAの制度について

投資計画のシミュレーションを行うに当たって、まず新NISAの制度の概要を押さえておきましょう。

  • 投資枠は1,800万円(生涯投資可能額。非課税上限額は取得価額ベース。含み益は入らない)
  • 年間の投資上限額は360万円(最速で5年で投資枠を埋められる)
  • 投資商品を売却するとその分の投資枠が復活(年間の投資上限額は固定)

 

新NISAの投資シミュレーション

シミュレーションのパターン

新NISAの投資シミュレーションは以下のパターンを考えてみます。30歳の人が老後目前にどれくらいの資産形成ができるかを想定したものです。それぞれのパターンでどのくらい利益に差が出るかに注目です!

  1. 月5万円(年間60万円)を30年かけて投資する
  2. 月10万円(年間120万円)を15年かけて投資する
  3. 月30万円(年間360万円)を5年かけて投資する

 

なお、投資の条件は以下の通りとします。

  • 初期投資額は無し
  • 年利は5%
  • 投資期間は30年間
  • 投資枠1,800万円を埋めたあとは追加投資しない
  • 期待利回りは、再投資され、複利計算を行う

 

各パターンの積立金額と運用益のシミュレーション

パターン①

  • 運用資産額:4,161.3万円
  • 運用益:2,361.3万円

 

パターン②

  • 運用資産額:5,650.0万円
  • 運用益:3,850.0万円
  • パターン①に比べて、+約1,489万円の増益

 

パターン③

  • 運用資産額:7,101.8万円
  • 運用益:5,301.8万円
  • パターン①に比べて、+約2,941万円の増益
  • パターン②に比べて、+約1,452万円の増益

 

やはり初期に投資枠を使い切ることで運用益が大きくなることがわかります!

パターン①でも老後2,000万円問題は解決できるので、焦って投資する必要はないようですね🤔

ただ、資金に余裕がある人は、パターン③で資金を増やし、新NISAの投資枠を使い切った後に引き続き特定口座で投資することでさらに資産を伸ばせますね!

 

以上、参考になると嬉しいです!それでは👋