私のインデックス投資の選び方
はじめに
世の中には証券会社や郵便局、銀行などが色んな種類のインデックスファンドを販売しています。
この記事では、その中で最適なインデックスファンドを選ぶポイントを紹介します!
結論:インデックスファンドはこう選ぶ!
最初に結論をいうとインデックスファンドは、次のポイントに気をつけて選びましょう!
これらのポイントについて後述で解説していきます♪
①コストが低いこと
まず、長期投資は「コスト」を制することで、資産形成が加速します。
日常生活を例に考えてみましょう。仕事で毎日100円の缶コーヒーを飲むとすると、1ヶ月で2,000円(20営業日を想定)、1年で24,000円、30年で720,000円になります。
投資信託も同様に小さく見えるコストも長期で考えると大きなコストになるため、資産を早く増やすにはコストを極力抑える必要があります。
そのため、コストが低いインデックスファンドを選ぶ必要があります。
インデックスファンドには主に次のコストがかかります。
- 購入手数料:購入•換金手数料とも呼ばれ、ネット証券ではノーロード(購入時に手数料がかからない)ものがあります。
- 信託報酬:投資信託を保有期間中に管理•運用のために支払う手数料です。
- 解約手数料:投資信託を解約するときにかかる手数料(換金手数料)です。ほとんどの投資信託では無料であることが多いです。
- 信託財産留保額:投資信託を解約する際に徴収される手数料です。解約手数料とは異なり、投資信託の販売会社が受け取るのではなく、投資信託の財産に組み込まれるものです。
上記のコストは、投資信託ごとに投資信託説明書(交付目論見書)等に記載されているので確認してみましょう!
②純資産残高が100億円以上であること
インデックスファンドを運用していくには、投資家から集めた資金が必要で、これがそのインデックスファンドの規模を示します。
これは『純資産残高』と呼ばれるもので、純資産残高が大きいと、コストが低くなりやすく、トラッキングエラーも小さくなりやすいです。その上急に途中で運用が停止するリスクも小さい傾向にあります。
そのため、純資産残高が高ければ高い方が良いですが、100億円を目安に選んでみましょう。
③トラッキングエラーが小さいこと
インデックスファンドは、S&P500やTOPIXといった指標に連動するよう運用されます。ただ、次のような理由から、指標には完全に連動しないため、指標との乖離が生まれます。
- 株を買うための取引手数料がかかる
- ファンドの監査費用がかかる
- 株の売買のタイミングなどで価格にズレが生じる
この乖離を『トラッキングエラー』と言い、インデックスファンドのパフォーマンスとベンチマークのパフォーマンスの差の標準偏差を意味します。
このトラッキングエラーが小さいと、指標と同様の値動きになるため、優秀なインデックスファンドになります。
そのため、トラッキングエラーが小さいインデックスファンドを選びましょう!
④投資信託の運用期間が十分確保されていること
投資する運用期間を『信託期間』と言います。ポイントは次の2つです。
- いつから運用されているか
- いつまで運用されるのか
⑴ いつから運用されているか
投資信託の運用開始日を『設定日』と言いますが、この設定日が最近でないことが重要です!
運用開始の期間が浅いと、今後安定して運用されるファンドが見極めにくいからです。まずは直近3年の運用状況を確認してみましょう!
⑵ いつまで運用されるのか
投資信託の運用終了日を『償還日』と言いますが、この設定日が長期(無期限)であることが重要です!
購入前にこれを確認しておかないと、償還日が近くてすぐに運用が終了してしまっては資産形成が達成できません。そのため、『償還日無し(無期限)』を選ぶと良いです!
これらのポイントを押さえることで、良質なインデックスファンドを購入することができます!
以上、参考になると嬉しいです😆 それでは👋